問. 介護老人保健施設の給食における危機管理対策である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 毛髪の異物混入事故を防止するため、髪をヘアピンで留めてから帽子を被る。
(2) 調理従事者の調理場内での転倒防止のため、床には傾斜を設けない。
(3) 災害・事故発生を想定し、他施設との連携体制を確保する。
(4) 自然災害時の備蓄食品を、 1 日分確保する。
(5) インシデント報告者名を、施設内に掲示する。
答. (3)
解説
× (1) 毛髪の異物混入事故を防止するため、髪をヘアピンで留めてから帽子を被る。
⇒ ヘアピンが異物混入の原因になる可能性があるため、適切とは言えない。
× (2) 調理従事者の調理場内での転倒防止のため、床には傾斜を設けない。
⇒ 衛生管理の観点から、床には傾斜を設ける必要がある。
○ (3) 災害・事故発生を想定し、他施設との連携体制を確保する。
× (4) 自然災害時の備蓄食品を、 3 日分確保する。
× (5) インシデント報告者名を、施設内に掲示する。
⇒ インシデントの報告は、事故を防ぐために非常に重要である。報告者名の掲示は、インシデントの報告を躊躇させてしまう可能性があるため、適切とは言えない。