臨床栄養学

人体の構造と機能

腎硬化症

高血圧が長期間持続することにより、腎臓の血管に動脈硬化が生じ、腎障害をきたす疾患。
基礎栄養学

ヘモクロマトーシス

鉄の過剰症。肝臓などに過剰の鉄が沈着し、臓器障害をきたす。 × ヘモクロマトーシスは、鉄の欠乏症である。(35-78)
人体の構造と機能

メープルシロップ尿症

先天性代謝異常症のひとつ。BCAAの代謝に関わる酵素の欠損により、体内にBCAAが蓄積する。 <栄養管理> BCAAの摂取を制限する。 〇 メープルシロップ尿症では、分枝アミノ酸の摂取制限が行われる。(35-26)
臨床栄養学

マジンドール

食欲を抑制する薬。高度肥満症に適応される。 × マジンドールの作用は、食欲の亢進である。(31-120)
人体の構造と機能

推算糸球体濾過量(eGFR)

糸球体濾過量を、血清クレアチニン値、年齢、性別を用いた計算式により推定したもの。腎機能の評価に用いられる。 ○ 推算糸球体濾過量(eGFR)の算出には、血清クレアチニン値を用いる。(34-129)
人体の構造と機能

ガラクトース血症

ガラクトースをグルコースに変換する代謝経路が障害され、ガラクトースが体内に蓄積する疾患。先天性代謝異常症のひとつであり、新生児マススクリーニングの対象疾患である。 <食事療法> 乳糖除去食 × ガラクトース血症では、メチオニン除去ミルクが使...
基礎栄養学

ウィルソン病

先天的な銅の過剰症。 × ウィルソン病は、銅の欠乏により生じる。(34-118)
人体の構造と機能

糸球体濾過量(GFR)

1分間に糸球体で濾過される血液の量。健常成人では、腎血流量の約10 %にあたる約 100 mL/分である。 糸球体濾過量の変化 出生時には少ない糸球体濾過量は、2歳頃に成人と同程度となり、成人期以降は加齢に伴って減少する。また、妊娠期には増...
臨床栄養学

メトトレキサート

抗リウマチ薬のひとつ。葉酸の代謝拮抗作用により細胞の増殖を抑制する。 ○ メトトレキサートは、葉酸の代謝拮抗作用をもつ。(35-118)
臨床栄養学

D-ペニシラミン

抗リウマチ薬のひとつ。亜鉛などの重金属と結合し、その排泄を促進する。 D-ペニシラミンは、亜鉛の吸収を促進する。(35-118)