応用栄養学

応用栄養学

無菌操作法

消毒した哺乳瓶に粉乳とお湯を入れて調乳する方法。家庭などにおける小規模な調乳で用いられる。 × 家庭での 1 回分の調乳では、終末殺菌法を用いる。(36-89)
応用栄養学

終末殺菌法

哺乳瓶に調合した乳汁を入れ、哺乳瓶ごと加熱殺菌する調乳方法。病院などの施設において大量に調乳する場合に用いられる。 × 家庭での 1 回分の調乳では、終末殺菌法を用いる。(36-89)
応用栄養学

乳糖不耐症

乳糖を分解する酵素であるラクターゼの欠損や活性の低下により、乳糖を含む食品の摂取後に下痢をきたす状態。 × 乳糖不耐症は、Ⅰ型アレルギーである。(35-131) × 乳糖不耐症では、乳糖強化食品を補う。(32-92)
人体の構造と機能

糸球体濾過量(GFR)

1分間に糸球体で濾過される血液の量。健常成人では、腎血流量の約10 %にあたる約 100 mL/分である。 糸球体濾過量の変化 出生時には少ない糸球体濾過量は、2歳頃に成人と同程度となり、成人期以降は加齢に伴って減少する。また、妊娠期には増...
応用栄養学

溢乳(いつにゅう)

新生児・乳児が、授乳後に口から少量の乳を出すこと。胃の構造が垂直に近いことや、下部食道括約筋の機能が未熟であることなどが原因で起こる。 ○ 溢乳は、下部食道括約筋の未熟が原因の 1 つである。(35-90)
応用栄養学

妊娠悪阻

妊娠期のつわり症状がひどく、脱水状態や栄養障害をきたした状態。ビタミンB1の欠乏によりウェルニッケ脳症をきたすことがあり、注意が必要である。 ○ 妊娠悪阻は、ウェルニッケ脳症の原因になる。(34-89)
人体の構造と機能

フェニルケトン尿症

新生児マススクリーニングの対象疾患である、先天性代謝異常症のひとつ。フェニルアラニンをチロシンに代謝する酵素の欠損により血中フェニルアラニンが増加し、代謝物であるフェニルケトン体が尿中に排泄される。 <治療> フェニルアラニン除去ミルクを使...
基礎栄養学

新生児メレナ

新生児が消化管からの出血をきたす状態。ビタミンKの欠乏により起こる。
応用栄養学

クレアチニン身長係数

24時間尿中クレアチニン排泄量の、標準尿中クレアチニン量(標準体重ごとの基準値)に対する比率。静的栄養アセスメントの指標のひとつであり、骨格筋量を反映する。 計算方法など、詳しくは動画でチェック! ⇒【めざせ!計算問題マスター】#2 クレア...
応用栄養学

湿球黒球温度(WBGT)

温度、湿度、輻射熱をもとに算出される指数。熱中症予防のための指標として用いられる。 ○ 熱中症予防のための指標として、湿球黒球温度(WBGT)がある。(37-2) × WBGTが上昇したときは、水分摂取を控える。(33-99)