臨床栄養学

人体の構造と機能

フィッシャー比

血液中の分枝アミノ酸濃度と芳香族アミノ酸(トリプトファンを除く)濃度の比率。 肝硬変、COPDなどで低下する。 ○ COPDでは、フィッシャー比が低下する。(31-37) ○ フィッシャー比に用いる血漿芳香族アミノ酸は、フェニルアラニンとチ...
人体の構造と機能

アシドーシス

血液のpHが7.35未満になった状態をいう。 呼吸性アシドーシス アシドーシスのうち、原因が呼吸異常によるもの。 恒常性を保つため、腎臓でHCO₃⁻の再吸収が促進される。(腎性代償) <原因疾患> 肺炎、慢性閉塞性肺疾患(CO₂排出減少) ...
臨床栄養学

チアゾリジン薬

糖尿病の治療に用いられる経口血糖降下薬のひとつ。 脂肪組織でのグルコースの取り込みと消費を高める。⇒インスリン抵抗性を改善 × チアゾリジン薬は、消化管での糖吸収を抑制する。(31-125)
臨床栄養学

ビグアナイド薬

糖尿病の治療に用いられる経口血糖降下薬のひとつ。 肝臓での糖新生を抑制し、筋でのグルコースの消費を増やす。 ○ ビグアナイド薬の作用は、肝臓での糖新生の抑制である。(31-125)
臨床栄養学

スルホニル尿素薬(SU薬)

糖尿病の治療に用いられる経口血糖降下薬のひとつ。 膵臓β細胞を刺激し、インスリンの分泌を促進する。 ○ スルホニル尿素薬は、インスリンの分泌を促進する。(30-124)