臨床栄養学

人体の構造と機能

チアノーゼ

血中還元ヘモグロビンが 5g/dl 以上になった時に生じる、皮膚や粘膜の暗紫色調変化。<原因>左心不全、肺炎× チアノーゼは、血中還元ヘモグロビン濃度が低下した時にみられる。(36-24)× チアノーゼは、血液中の二酸化炭素濃度が低下した時...
人体の構造と機能

ヘマトクリット

血液のうち、細胞成分(赤血球)が占める割合。貧血の指標として用いられる。<基準値>男:40%~48% 女:36%~42%
人体の構造と機能

フィッシャー比

血液中の分枝アミノ酸濃度と芳香族アミノ酸(トリプトファンを除く)濃度の比率。肝硬変、COPDなどで低下する。○ COPDでは、フィッシャー比が低下する。(31-37)○ フィッシャー比に用いる血漿芳香族アミノ酸は、フェニルアラニンとチロシン...
人体の構造と機能

アシドーシス

血液のpHが7.35未満になった状態をいう。呼吸性アシドーシスアシドーシスのうち、原因が呼吸異常によるもの。恒常性を保つため、腎臓でHCO₃⁻の再吸収が促進される。(腎性代償)<原因疾患>肺炎、慢性閉塞性肺疾患(CO₂排出減少)代謝性アシド...
臨床栄養学

チアゾリジン薬

糖尿病の治療に用いられる経口血糖降下薬のひとつ。脂肪組織でのグルコースの取り込みと消費を高める。⇒インスリン抵抗性を改善× チアゾリジン薬は、消化管での糖吸収を抑制する。(31-125)
臨床栄養学

ビグアナイド薬

糖尿病の治療に用いられる経口血糖降下薬のひとつ。肝臓での糖新生を抑制し、筋でのグルコースの消費を増やす。○ ビグアナイド薬の作用は、肝臓での糖新生の抑制である。(31-125)
臨床栄養学

スルホニル尿素薬(SU薬)

糖尿病の治療に用いられる経口血糖降下薬のひとつ。膵臓β細胞を刺激し、インスリンの分泌を促進する。○ スルホニル尿素薬は、インスリンの分泌を促進する。(30-124)