本日(8月31日)は、野菜の日。
ということで、今回は、国家試験に最も出やすい野菜は何なのか? を調べてランキングにしてみました!!!
【関連】食べ物と健康
今回は、過去11回分(第34回~第25回)の国家試験を調べました。
応用力試験の食事調査などで出てきたものについてはカウントせず、食べ物と健康で問題として出てきたもののみカウントしています。
それでは、さっそく見ていきましょう!
第4位 なす、ほうれん草
<登場回数> 3回
同率で2つの野菜がランクイン!それぞれ見ていきます。
なす
なすびは、夏実が語源になったという説があるそうです。夏を代表する野菜ですよね。
- 色素:ナスニン
- 切り口の褐変は、ポリフェノールオキシダーゼによるものである。
× なすの切り口が短時間で褐変するのは、メイラード反応による。(33-64)
× なすの果皮の色素成分は、ベタニンである。(30-47)
ほうれん草
成分表に季節分けして記載されていることも印象的なほうれん草。最近はあまり出題されていませんが、要チェックです。
- 収獲後の呼吸作用が大きい
- シュウ酸によって、カルシウムの吸収が阻害される
- 茹でる際には、塩を添加することで色鮮やかに仕上がる
第3位 たけのこ
<登場回数> 4回
春の代名詞たけのこ。たけのこにはチロシンが豊富です。
- えぐ味:ホモゲンチジン酸
- 茹でる際には、米ぬかを添加してあく抜きをする。
× たけのこ水煮における白濁沈殿は、リシンの析出による。(34-45)
○ たけのこのえぐ味は、ホモゲンチジン酸による。(33-51)
第2位 大根
<登場回数> 5回
みんな大好きおでんの主役が第2位にランクイン。先端部分の方が辛味が強いですね。
ミロシナーゼの作用によって、辛味成分であるイソチオシアネートが生成する
× だいこんの根部は、葉部よりも 100 g 当たりのビタミン C 量が多い。(34-45)
× だいこんの辛みが生成するのは、アリイナーゼの反応による。(33-64)
○ だいこんの辛味成分は、イソチオシアネートである。(30-47)
第1位 きゅうり
<登場回数> 6回
第1位はなんときゅうり!きゅうりのトゲトゲは外敵から身を守るためにあり、完熟すると無くなるそうです。
- 苦味成分:ククルビタシン
- 香気成分:ノナジエナール、ノナジエノール
- 低温障害が認められる。
- ぬかみそ漬けにすると、ビタミンB1が増加する。
○ きゅうりの苦味成分は、ククルビタシンである。(31-52)
× きゅうりの香りの主成分は、1-オクテン3-オールである。(30-47)
○ きゅうりをぬかみそ漬けにすると、ビタミンB1 は増加する。(30-69)
おまけ
第1位はきゅうりでしたね!
きゅうりといえば、ぬか漬け。最近、ぬか漬けが健康食として流行しているそうです。
過去問でも出題されていましたが、栄養価がアップするためですね~
ぬか床の管理が大変とか、ハードルが高いイメージがありましたが、簡単にできる商品もあるみたいです!
これを機にぬか漬け始めてみようかな…
「最近ハマってることは、ぬか漬けです。」とか言ってみたい。