問. 細菌性食中毒に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 黄色ブドウ球菌は、ベロ毒素を産生する。
(2) ボツリヌス菌は、偏性嫌気性菌である。
(3) カンピロバクターによる食中毒は、主に煮込み料理で発生する。
(4) 腸管出血性大腸菌による食中毒の潜伏期間は、 3 ~ 8 時間程度である。
(5) わが国におけるセレウス菌による食中毒は、主に下痢型である。
答. (2)
解説
× (1) 腸管出血性大腸菌は、ベロ毒素を産生する。
○ (2) ボツリヌス菌は、偏性嫌気性菌である。
× (3) ウェルシュ菌による食中毒は、主に煮込み料理で発生する。
カンピロバクターによる食中毒は、鶏肉の生食が主な原因となる。
× (4) 腸管出血性大腸菌による食中毒の潜伏期間は、 3 ~ 8 日間程度である。
× (5) わが国におけるセレウス菌による食中毒は、主に嘔吐型である。