問. 細菌性食中毒に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) サルモネラ菌は、神経性の毒素を産生する。
(2) 黄色ぶどう球菌による食中毒の潜伏期間は、 2 ~ 7 日間である。
(3) ウェルシュ菌による食中毒の主症状は、血便である。
(4) カンピロバクター感染症は、ギラン・バレー症候群の原因となる。
(5) 腸管出血性大腸菌は、100℃ 3 分間の煮沸では殺菌できない。
答. (4)
解説
× (1) ボツリヌス菌は、神経性の毒素を産生する。
× (2) 黄色ぶどう球菌による食中毒の潜伏期間は、0.5~6 時間(平均3時間)である。
× (3) ウェルシュ菌による食中毒の主症状は、腹痛、下痢である。
○ (4) カンピロバクター感染症は、ギラン・バレー症候群の原因となる。
× (5) 腸管出血性大腸菌は、100℃ 3 分間の煮沸で殺菌できる。
75℃ 1 分間以上の加熱により殺菌できる。