32-57 カンピロバクターとそれによる食中毒に関する記述である。

問. カンピロバクターとそれによる食中毒に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1) 潜伏期間は、サルモネラ菌よりも短い。

(2) 大気中で増殖する。

(3) 耐熱性エンテロトキシンを産生する。

(4) 芽胞を形成する。

(5) 人畜共通感染症の原因菌である。

 

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答. (5)
解説

× (1) 潜伏期間は、サルモネラ菌よりも長い。
約2日~7日である。サルモネラ菌は、通常8~48時間である。

× (2) 大気中で増殖しない。
微好気性細菌である。

× (3) 耐熱性エンテロトキシンを産生しない。
黄色ブドウ球菌は、耐熱性エンテロトキシンを産生する。

× (4) 芽胞を形成しない。
ウェルシュ菌やボツリヌス菌は、芽胞を形成する。

(5) 人畜共通感染症の原因菌である。

 

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