問. 細菌性およびウイルス性食中毒に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) ウェルシュ菌は、通性嫌気性芽胞菌である。
(2) 黄色ブドウ球菌の毒素は、煮沸処理では失活しない。
(3) サルモネラ菌による食中毒の潜伏期間は、5~10日程度である。
(4) ノロウイルスは、乾物からは感染しない。
(5) カンピロバクターは、海産魚介類の生食から感染する場合が多い。
答. (2)
解説
× (1) ウェルシュ菌は、偏性嫌気性芽胞菌である。
○ (2) 黄色ブドウ球菌の毒素は、煮沸処理では失活しない。
× (3) サルモネラ菌による食中毒の潜伏期間は、6~72時間程度である。
× (4) ノロウイルスは、乾物から感染することもある。
刻み海苔から検出された事例がある。
× (5) カンピロバクターは、鶏肉の生食から感染する場合が多い。