問. 腸管出血性大腸菌による食中毒に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1) 少量の菌数でも感染する。
(2) 毒素は、テトロドトキシンである。
(3) 潜伏期間は、2~10日間程度である。
(4) 主な症状は、腹痛と血便である。
(5) 溶血性尿毒症症候群(HUS)に移行する場合がある。
答. (2)
解説
○ (1) 少量の菌数でも感染する。
× (2) 毒素は、ベロ毒素である。
テトロドトキシンは、フグなどに含まれる有毒成分である。
○ (3) 潜伏期間は、2~10日間程度である。
○ (4) 主な症状は、腹痛と血便である。
○ (5) 溶血性尿毒症症候群(HUS)に移行する場合がある。