34-123 胃食道逆流症の栄養管理に関する記述である。

問. 胃食道逆流症の栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

(1) 1 回当たりの食事量を多くする。

(2) 脂質の摂取エネルギー比率を、35%E 以上とする。

(3) 夕食後は、 1 時間以内に就寝する。

(4) 就寝は、仰臥位を勧める。

(5) 胃瘻では、半固形タイプの栄養剤を用いる。

 

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答. (5)
解説

× (1) 1 回当たりの食事量を少なくする。

× (2) 脂質の摂取エネルギー比率を、20~25%E 程度とする。
高脂肪食は逆流の危険因子であるため、控えるようにする。

× (3) 夕食後は、 1 時間以内に就寝しない。
食後1時間程度は、座位をとり、臥床しないようにする。

× (4) 就寝は、ファーラー位(半座位)を勧める。
ファーラー位は、仰臥位から上半身を45°程度起こした姿勢である。

(5) 胃瘻では、半固形タイプの栄養剤を用いる。
 

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