用語集

人体の構造と機能

シェーグレン症候群

自己免疫疾患のひとつ。唾液腺や涙腺などが委縮し、口腔・眼の乾燥を認める。 × シェーグレン症候群では、唾液の分泌が増加する。(32-43)
食べ物と健康

アミノカルボニル反応(メイラード反応)

食品中のアミノ化合物(アミノ酸、たんぱく質等)とカルボニル化合物(還元糖、アルデヒド等)が反応し、褐色物質であるメラノイジンを生成する反応。味噌や醤油、コーヒーの色の形成にも関与している。 <反応促進条件> ・アルカリ性 ・中間水分食品 ・...
人体の構造と機能

アポ酵素

活性の発揮に補因子を必要とする酵素の、タンパク質の本体部分。単独では活性を持たず、補因子と結合した状態(ホロ酵素)で初めて酵素活性を示す。 × アポ酵素は、単独で酵素活性をもつ。(32-20)
人体の構造と機能

長鎖脂肪酸

炭素数が14以上の脂肪酸。 <例>パルミチン酸(C₁₆)、DHA(C₂₂)、EPA(C₂₀) × 長鎖脂肪酸は、能動輸送により小腸上皮細胞内に取り込まれる。(31-73)
人体の構造と機能

複合脂質

脂肪酸とアルコールのエステルに、糖やリン酸が結合したもの。 <例>リン脂質、糖脂質 × ジアシルグリセロールは、複合脂質である。(32-19)
人体の構造と機能

単純脂質

脂肪酸とアルコールのエステルの総称。 <例>アシルグリセロール、コレステロール 関連過去問 32-19 脂質に関する記述である。
食べ物と健康

本直し

みりんに焼酎を加えたもの。アルコール度数は、本みりんより高い。 × 本みりんのアルコール度数は、本直しより高い。(32-49)
基礎栄養学

不可避尿量

生体内で生成された代謝産物の排泄のために、不可避な尿量。摂取水分量に関わらず、一定量(500ml)必要である。 × 不可避尿量は、摂取した水分量に影響される。(32-82)
基礎栄養学

アビジン

卵白に含まれるたんぱく質。消化管でビオチンと結合して吸収を阻害する。 × ビオチンの吸収は、アビジンにより促進される。(36-77)
人体の構造と機能

セカンドメッセンジャー

神経伝達物質やホルモンの刺激を受けて、細胞内で産生される情報伝達物質。 <例> cAMP × セカンドメッセンジャーは、細胞間の情報伝達に働く。(33-24) ○ cAMPは、セカンドメッセンジャーである。(32-32)