用語集

公衆栄養学

学校保健統計調査

<調査頻度> 毎年<管轄> 文部科学省<対象> 幼児、児童、生徒<調査内容>・身体発育(身長、体重)・健康状態(栄養状態、う歯の状況など)<近年の動向>う歯は減少傾向にある【詳しい情報】学校保健統計調査:文部科学省× 学校給食実施率は、学校...
社会・環境と健康

周産期死亡

妊娠満22週以降の死産と、早期新生児死亡を合わせたもの。<日本>周産期死亡数(H.28):3516(死産2840、早期新生児死亡676)× 周産期死亡においては、死産数よりも早期新生児死亡数の方が多い。(32-4)
公衆栄養学

目安量(AI)

食事摂取基準における指標の1つ。当該集団に属する人々が、ある一定の栄養状態を維持するのに十分な量。推定平均必要量・推奨量を算定するのに十分な科学的根拠が得られない場合に用いられる。
公衆栄養学

耐容上限量(UL)

食事摂取基準における指標の1つ。健康障害を起こすことがないとみなされる習慣的な摂取量の最大量。
公衆栄養学

目標量(DG)

食事摂取基準における指標の1つ。生活習慣病の一次予防を目的として、現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
公衆栄養学

推奨量(RDA)

食事摂取基準における指標の1つ。当該集団に属するほとんどの人(97~98%)が必要量を満たすと推定される摂取量。
公衆栄養学

推定平均必要量(EAR)

食事摂取基準における指標の1つ。当該集団に属する人々の50%が必要量を満たすと推定される摂取量。
公衆栄養学

陰膳法

食事摂取量の測定法の1つ。対象者が実際に食べたものと同じものを用意し、化学分析により栄養素摂取量を推定する方法。<長所>食品成分表に依存しない<短所>経費や手間がかかる× 陰膳法は、対象者の記憶に依存する。(32-154)○ 環境汚染物質の...
公衆栄養学

系統誤差

偶然ではなく、特定の要因によって生じる誤差。食事調査では、季節変動や曜日変動、過小申告などが含まれる。× 過小申告は、偶然誤差に含まれる。(32-153)
公衆栄養学

栄養障害の二重苦(栄養不良の二重負荷)

過剰栄養と低栄養が混在している状態のこと。先進国・途上国の両方で問題となっている。○ 先進国・開発途上国ともに栄養障害の二重苦(double burden of malnutrition)の問題がある。(32-147)