37-69 栄養素の吸収・移送の仕組みに関する組合せである。

問. 栄養素の吸収・移送の仕組みに関する組合せである。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

栄養素 — 微絨毛膜での吸収方式 — 主な移送経路

(1) グルコース — 促進拡散 — リンパ管

(2) 長鎖脂肪酸 — 促進拡散 — 門脈

(3) コレステロール — 単純拡散 — 門脈

(4) アミノ酸 — 能動輸送 — 門脈

(5) ビタミン B12 — 能動輸送 — リンパ管

 

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答. (4)
解説

栄養素 — 微絨毛膜での吸収方式 — 主な移送経路

× (1) グルコース — 能動輸送 — 門脈
フルクトースは、促進拡散によって吸収される。

× (2) 長鎖脂肪酸 — 単純拡散 — リンパ管
中鎖脂肪酸は、門脈血中に入る。

× (3) コレステロール — 単純拡散 — リンパ管

(4) アミノ酸 — 能動輸送 — 門脈

× (5) ビタミン B12 — 能動輸送 — 門脈
脂溶性ビタミンは、キロミクロンに取り込まれてリンパ管に入る。

イメージでわかる吸収方式の違い
能動輸送、受動輸送(単純拡散、促進拡散)の違い

 

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