問. 成長期に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 幼児身体発育曲線で、 3 歳児の身長を評価する場合は、仰臥位で測定した値を用いる。
(2) カウプ指数による肥満判定の基準は、 1 ~ 3 歳で同じである。
(3) カルシウムの 1 日当たりの体内蓄積量は、男女ともに 12~14 歳で最も多い。
(4) 永久歯が生えそろうのは、 7 ~ 9 歳である。
(5) 基礎代謝基準値(kcal/kg 体重/日)は、思春期が幼児期より高い。
答. (3)
解説
× (1) 幼児身体発育曲線で、 3 歳児の身長を評価する場合は、立位で測定した値を用いる。
2歳未満では、仰臥位で測定した値を用いる。
× (2) カウプ指数による肥満判定の基準は、 1 ~ 3 歳で異なる。
カウプ指数による肥満判定の基準は、年齢によって異なる(※性別による差異はない)。
〇 (3) カルシウムの 1 日当たりの体内蓄積量は、男女ともに 12~14 歳で最も多い。
× (4) 永久歯が生えそろうのは、12~14 歳頃である。
※第3大臼歯(おやしらず)は除く。
× (5) 基礎代謝基準値(kcal/kg 体重/日)は、幼児期が思春期より高い。