人体の構造と機能

人体の構造と機能

フェニルケトン尿症

新生児マススクリーニングの対象疾患である、先天性代謝異常症のひとつ。フェニルアラニンをチロシンに代謝する酵素の欠損により血中フェニルアラニンが増加し、代謝物であるフェニルケトン体が尿中に排泄される。 <治療> フェニルアラニン除去ミルクを使...
人体の構造と機能

ユビキチン

たんぱく質の分解に関与するたんぱく質。標的たんぱく質に結合すること(ユビキチン化)により、プロテアソームによるたんぱく質分解の目印となる。 × ユビキチンは、たんぱく質合成を促進する。(31-22)
人体の構造と機能

褐色脂肪細胞

細胞内にミトコンドリアを多く含む脂肪細胞。UCPの作用により、ATP産生を伴わずに熱を産生する。新生児に多くみられ、加齢とともに減少する。 × 褐色脂肪細胞は、加齢とともに増加する。(33-26) ○ 褐色脂肪細胞には、UCPが存在する。(...
人体の構造と機能

起坐呼吸

呼吸を楽にするために座位をとる状態。左心不全などでみられる。 ○ 起座呼吸は、呼吸を楽にするために座位をとる状態である。(31-25)
人体の構造と機能

グレリン

消化管ホルモンのひとつ。胃から分泌され、食欲を促進するはたらきをもつ。 × グレリンは、脂肪細胞から分泌される。(34-26) × グレリンは、食欲を抑制する。(33-70) × グレリンは、食前に比べて食後に分泌が増加する。(33-29)
人体の構造と機能

C型肝炎

ウイルス性肝炎の1つ。わが国の肝細胞がんの原因として、最も多い。慢性化すると、鉄が肝臓に過剰蓄積して活性酸素を発生させるため、鉄の摂取を制限する。 <原因ウイルス> C型肝炎ウイルス <感染経路> 血液感染 × わが国の肝細胞がんの原因とし...
人体の構造と機能

B型肝炎

ウイルス性肝炎の1つ。肝細胞がんの原因となる。 <原因ウイルス> B型肝炎ウイルス(DNAウイルス) <感染経路> 血液感染 × B型肝炎ウイルスは、RNAウイルスである。(31-31)
人体の構造と機能

YAM(若年成人平均値)

20~44歳の骨密度の平均値。骨密度がYAMの何%に当たるかが、骨粗鬆症の診断に用いられる。 ○ YAM(若年成人平均値)は、骨密度の評価に用いられる。(34-37)
人体の構造と機能

IgG

免疫グロブリンのひとつ。胎盤通過性をもち、免疫グロブリンの中で最も血中濃度が高い。 × IgGは、即時型アレルギー反応に関わる。(31-42) × IgGは、糸球体基底膜を通過する。(30-32)
人体の構造と機能

A群β溶血性連鎖球菌

グラム陽性球菌の一種。急性糸球体腎炎の発症に関与している。 ○ 急性糸球体腎炎には、A群β溶血性連鎖球菌感染が関与する。(30-33)