問. 食品の三次機能により期待される作用に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 食品の胃内滞留時間の短縮により、食後血糖値の上昇を緩やかにする。
(2) α-グルコシダーゼの阻害により、インスリンの分泌を促進する。
(3) アンジオテンシン変換酵素の阻害により、アレルギー症状を緩和する。
(4) カルシウムの可溶化により、カルシウムの体内への吸収を促進する。
(5) エストロゲン様作用により、う歯の発生を抑制する。
答. (4)
解説
× (1) 食品の胃内滞留時間の延長により、食後血糖値の上昇を緩やかにする。
× (2) α-グルコシダーゼの阻害により、食後血糖値の上昇を緩やかにする。
× (3) アンジオテンシン変換酵素の阻害により、血圧を低下させる。
○ (4) カルシウムの可溶化により、カルシウムの体内への吸収を促進する。
× (5) エストロゲン様作用により、骨吸収を抑制する。