問. 日本人の食事摂取基準(2015年版)における水溶性ビタミンの推定平均必要量(EAR)の設定根拠に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
(1) ビタミンB1 は、脚気を予防できる最小摂取量から算定された。
(2) ビタミンB2 は、尿中ビタミンB2 排泄量が増大し始める摂取量から算定された。
(3) ナイアシンは、ペラグラを予防できる最小摂取量から算定された。
(4) ビタミンB12 は、尿中ビタミンB12 排泄量が増大し始める摂取量から算定された。
(5) ビタミンCは、壊血病を予防できる最小摂取量から算定された。
答. (2),(3)
解説
× (1) ビタミンB1 は、尿中ビタミンB1 排泄量が増大し始める摂取量から算定された。
○ (2) ビタミンB2 は、尿中ビタミンB2 排泄量が増大し始める摂取量から算定された。
○ (3) ナイアシンは、ペラグラを予防できる最小摂取量から算定された。
× (4) ビタミンB12 は、悪性貧血を治癒するために必要な摂取量から算定された。
× (5) ビタミンCは、心臓血管系の疾病予防効果と抗酸化作用効果から算定された。