問. 日本人の食事摂取基準(2020 年版)において、要因加算法によって求めた妊娠中期における鉄の EAR・RDA の付加量である(表)。このときに前提とした吸収率(%)として、最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 3
(2) 15
(3) 34
(4) 40
(5) 84
答. (4)
解説
○ (4) 40
要因加算法によって求められた合計必要量[2.68 mg/日]に吸収率を加味したものが、EARの[6.7 mg/日]である。
これを式で表すと「2.68 ÷(吸収率)= 6.7」となることから、前提とした吸収率は「2.68 ÷ 6.7 = 0.4」。
これを百分率に直して、答えは「40%」となる。