37-147 変動係数が最小のものである。

問. 学生 100 人を対象に、 7 日間の食事調査を実施し、個人の平均的な摂取量を把握した。その結果を基に、集団としての平均値と標準偏差を算出した(表)。変動係数が最小のものである。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

(1) エネルギー

(2) たんぱく質

(3) 脂肪エネルギー比率

(4) ビタミン B12

(5) ビタミン C

 

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答. (3)
解説

変動係数(%)は、標準偏差を平均値で割ったものであり、データのばらつきを表す指標である。

× (1) エネルギー
⇒ 変動係数は、594 ÷ 1903 = 0.31 である。

× (2) たんぱく質
⇒ 変動係数は、25.1 ÷ 71.4 = 0.35 である。

(3) 脂肪エネルギー比率
変動係数は、7.8 ÷ 28.6 = 0.27 である。

× (4) ビタミン B12
⇒ 変動係数は、6.0 ÷ 6.3 = 0.95 である。

× (5) ビタミン C
⇒ 変動係数は、71 ÷ 94 = 0.76 である。