37-124 慢性膵炎の病態と栄養管理に関する記述である。

問. 慢性膵炎の病態と栄養管理に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

(1) 代償期の間欠期では、たんぱく質摂取量を 0.8 g/kg 標準体重/日とする。

(2) 代償期の再燃時では、血清アミラーゼ値が低下する。

(3) 非代償期では、腹痛が増強する。

(4) 非代償期では、インスリン分泌が低下する。

(5) 非代償期では、脂肪摂取量を 10 g/日とする。

 

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答. (4)
解説

× (1) 代償期の間欠期では、たんぱく質摂取量を 0.8 g/kg 標準体重/日とする。
⇒ たんぱく質の制限は必要ない。

× (2) 代償期の再燃時では、血清アミラーゼ値が上昇する。

× (3) 非代償期では、腹痛が減弱する。

(4) 非代償期では、インスリン分泌が低下する。

× (5) 非代償期では、脂肪摂取量を 10 g/日とする。
⇒ 非代償期では、消化酵素薬を十分に投与し、脂質を制限しない。

 

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