30-126 消化器疾患の栄養管理に関する記述である。

問. 消化器疾患の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

(1) 急性肝炎の黄疸時には、脂質の摂取量を増やす。

(2) C型慢性肝炎では、鉄の摂取量を減らす。

(3) 肝性脳症では、芳香族アミノ酸の摂取量を増やす。

(4) 急性胆のう炎では、脂質の摂取量を減らす。

(5) 急性膵炎の急性期には、たんぱく質の摂取量を増やす。

 

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答. (2),(4)
解説

× (1) 急性肝炎の黄疸時には、脂質の摂取量を減らす。

(2) C型慢性肝炎では、鉄の摂取量を減らす。
C型慢性肝炎では、肝臓に鉄が過剰蓄積して活性酸素を発生させることで肝炎が悪化するため、鉄摂取量を減らす。

× (3) 肝性脳症では、分岐鎖アミノ酸の摂取量を増やす。

(4) 急性胆のう炎では、脂質の摂取量を減らす。

× (5) 急性膵炎の急性期には、たんぱく質の摂取量を減らす。
 

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