問. 飲酒に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 長期にわたる多量飲酒は、骨粗鬆症のリスク因子である。
(2) 適正飲酒は、HDLコレステロール値を低下させる。
(3) アルコール依存症の発症リスクは、飲酒開始年齢と関係がない。
(4) 総死亡の相対危険は、飲酒量がゼロの時に最も低い。
(5) 飲酒した未成年者は、未成年者飲酒禁止法により罰せられる。
答. (1)
解説
○ (1) 長期にわたる多量飲酒は、骨粗鬆症のリスク因子である。
× (2) 適正飲酒は、HDLコレステロール値を上昇させる。
× (3) アルコール依存症の発症リスクは、飲酒開始年齢と関係がある。
飲酒を開始する年齢が早いほど、依存症になる危険性が高い。
× (4) 総死亡の相対危険は、飲酒量が1日平均20g前後(純アルコール)の時に最も低い。
× (5) 未成年者飲酒禁止法では、飲酒した未成年者に対する罰則は定められていない。