臨床栄養学

人体の構造と機能

クローン病

炎症性腸疾患のひとつ。 好発年齢 若年者 病変 消化管全域(回腸末端に好発) 症状 腹痛、下痢、血便など 肛門病変の合併が多くみられる。 食事療法 <活動期> 完全静脈栄養、経腸栄養(成分栄養剤や消化態栄養剤) <緩解期> 低脂肪、低残渣食...
人体の構造と機能

インクレチン

インスリン分泌を促進する消化管ホルモン(GIP、GLP-1)の総称。 ○ インクレチンは、インスリン分泌を亢進させる。(33-29)
人体の構造と機能

匙状爪(スプーンネイル)

爪の中央がくぼみ、スプーンのようになった状態。鉄欠乏性貧血でみられる。
社会・環境と健康

ノーマライゼーション

高齢者や障害者が、健常者と同じように暮らせる社会を目指す考え方。 × ノーマライゼーションとは、治療の標準化のことである。(32-116)
臨床栄養学

アドヒアランス

患者が積極的に治療に参加すること。 × アドヒアランスは、障がい者への栄養介入を実施することである。(31-116)
臨床栄養学

クリニカルパス

一定の疾患を持つ患者に対する医療の介入内容(検査、治療、栄養指導など)を、スケジュール表にまとめたもの。 <目的> ・治療の標準化 ・チーム医療の促進 ・入院日数短縮 × クリニカルパスにより、チーム医療は不要になる。(31-116)
臨床栄養学

肝性脳症

肝硬変、劇症肝炎でみられる精神症状。高アンモニア血症やフィッシャー比の低下を中心とした様々な要因により発症すると考えられている。 便秘は誘因のひとつであるため、ラクチュロースを投与し、改善を図る。 × 肝性脳症では、芳香族アミノ酸の摂取量を...
臨床栄養学

トリアージ

多数の患者がいる場合(災害時など)に、患者の重症度を判別し、治療の優先順位を決めること。
人体の構造と機能

ケトン体

アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、アセトンの総称。肝臓でアセチルCoAから合成され、飢餓時には脳を含む全身(肝臓を除く)でエネルギー源として利用される。 ○ 脳は、飢餓の時にケトン体を利用する。(33-75) ○ ケトン体は、脳でエネルギー源...
人体の構造と機能

腹水

腹腔内に液体が貯留した状態。腹部膨隆が見られる。 <原因> 低アルブミン血症(肝硬変など)、右心不全 ○ 腹水は、右心不全により出現する。(34-25)