炎症性腸疾患のひとつ。
好発年齢
若年者
病変
消化管全域(回腸末端に好発)
症状
腹痛、下痢、血便など
肛門病変の合併が多くみられる。
食事療法
<活動期>
完全静脈栄養、経腸栄養(成分栄養剤や消化態栄養剤)
<緩解期>
低脂肪、低残渣食とし、n-3系多価不飽和脂肪酸の摂取を勧める。
成分栄養剤等も併用することが多い。
薬物療法
5-ASA製剤、抗TNF-α抗体製剤などを用いる。
国試ではこう出た!
× クローン病では、肛門病変はみられない。(32-27)
○ クローン病では、脂質の摂取量を制限する。(32-129)
○ クローン病では、抗TNF-α抗体製剤が使用される。(30-125)
× クローン病は、S状結腸に好発する。(28-37)