問. 静脈栄養法に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 末梢静脈栄養では、2,000 kcal/日投与することができる。
(2) 末梢静脈栄養では、浸透圧比(血漿浸透圧との比)を 3 以下とする。
(3) 中心静脈栄養の基本輸液剤には、セレンが含まれている。
(4) 腎不全患者には、NPC/N 比を 100 以下にして投与する。
(5) 脂肪は、1 g/kg/時以下の速度で投与する。
答. (2)
解説
× (1) 中心静脈栄養では、2,000 kcal/日投与することができる。
末梢静脈栄養では、1日に 1,200 kcal 程度までの輸液を行うことができる。
○ (2) 末梢静脈栄養では、浸透圧比(血漿浸透圧との比)を 3 以下とする。
× (3) 中心静脈栄養の基本輸液剤には、セレンが含まれていない。
× (4) 腎不全患者には、NPC/N 比を 300 程度にして投与する。
× (5) 脂肪は、0.1 g/kg/時以下の速度で投与する。