問. 末梢静脈栄養法に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 1 日に 2,000 kcal を投与できる。
(2) アミノ酸濃度 20% の溶液を投与できる。
(3) 脂肪乳剤は、 1 g/kg 標準体重/時で投与できる。
(4) ブドウ糖濃度 30% の溶液を投与できる。
(5) 浸透圧 300 mOsm/L の溶液を投与できる。
答. (5)
解説
× (1) 1 日に 2,000 kcal を投与できる。
中心静脈栄養法に関する記述である。末梢静脈栄養法では、1,200 kcal程度まで投与できる。
× (2) アミノ酸濃度 3% の溶液を投与できる。
× (3) 脂肪乳剤は、 1 g/kg 標準体重/時で投与できない。
脂肪乳剤の投与は、0.1 g/kg 標準体重/時以下とする。
× (4) ブドウ糖濃度 30% の溶液を投与できる。
中心静脈栄養法に関する記述である。末梢静脈栄養法では、ブドウ糖濃度 7.5~12.5 % の溶液を投与できる。
○ (5) 浸透圧 300 mOsm/L の溶液を投与できる。