30-141 妊娠高血圧症候群の予防を目的として優先される栄養指導の項目である。

問. 妊娠20週の妊婦、28歳。身長162cm、体重62kg(妊娠前体重57kg)。血圧135/85mmHg、蛋白尿(-)、浮腫( -)。前回妊娠時に妊娠高血圧症候群を指摘された。妊娠高血圧症候群の予防を目的として優先される栄養指導の項目である。最も適切なのはどれか。1つ選べ。

(1) エネルギーの摂取量

(2) たんぱく質の摂取量

(3) 食塩の摂取量

(4) 水分の摂取量

 

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答. (3)
解説

(3) 食塩の摂取量

現状、血圧135/85mmHgと高血圧(140/90mmHg以上)ではないものの、妊娠高血圧症候群の既往歴もあり、予防のために塩分制限を行う必要がある。
しかし、極端な塩分制限は逆に病態を悪化させるおそれがあるため、10g/日程度の制限とする。
 

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