37-20 酵素に関する記述である。

問. 酵素に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

(1) 酵素は、化学反応の活性化エネルギーを増大させる。

(2) 競合阻害では、反応の最大速度(Vmax)は低下する。

(3) 競合阻害物質は、活性部位に結合する。

(4) ミカエリス定数(Km)は、親和性の高い基質で大きくなる。

(5) トリプシノーゲンは、リン酸化により活性化される。

 

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答. (3)
解説

× (1) 酵素は、化学反応の活性化エネルギーを減少させる。

× (2) 競合阻害では、反応の最大速度(Vmax)は低下しない。
競合阻害では、基質濃度が高まると阻害物質の影響がほぼ無くなるため、最大反応速度は低下しない。

(3) 競合阻害物質は、活性部位に結合する。

× (4) ミカエリス定数(Km)は、親和性の高い基質で小さくなる。

× (5) トリプシノーゲンは、加水分解により活性化される。

 

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