問. 糖質代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) グリセロールは、グリコーゲンの分解により生じる。
(2) ヘキソキナーゼは、グルコースを基質とする。
(3) グルコース輸送体 4(GLUT4)は、肝細胞に存在する。
(4) アラニンは、筋肉でグルコースに変換される。
(5) ロイシンは、糖原性アミノ酸である。
答. (2)
解説
× (1) グリセロールは、トリグリセリドの分解により生じる。
○ (2) ヘキソキナーゼは、グルコースを基質とする。
ヘキソキナーゼは、グルコースをはじめとするヘキソース(六炭糖)にリン酸を付加する反応を触媒する酵素である。
× (3) グルコース輸送体 4(GLUT4)は、筋肉や脂肪組織に存在する。
肝細胞には、グルコース輸送体 2(GLUT2)などが存在している。
× (4) アラニンは、肝臓でグルコースに変換される。
× (5) ロイシンは、ケト原性アミノ酸である。