問. たんぱく質の栄養に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 食品たんぱく質の栄養価は、アミノ酸の総量で決まる。
(2) アミノ酸価は、食品たんぱく質中の理想的な可欠(非必須)アミノ酸量を示す。
(3) 制限アミノ酸が複数ある食品に、第一制限アミノ酸のみを加えると、栄養価が低下することがある。
(4) たんぱく質効率比(protein efficiency ratio)は、窒素出納を基にして算出される。
(5) 飢餓状態では、窒素出納は正になる。
答. (3)
解説
× (1) 食品たんぱく質の栄養価は、アミノ酸の組成で決まる。
× (2) アミノ酸価は、食品たんぱく質中の理想的な不可欠(必須)アミノ酸量を示す。
○ (3) 制限アミノ酸が複数ある食品に、第一制限アミノ酸のみを加えると、栄養価が低下することがある。
アミノ酸インバランスの説明である。
× (4) たんぱく質効率比(protein efficiency ratio)は、摂取たんぱく質1gあたりの体重増加量であらわされる。
× (5) 飢餓状態では、窒素出納は負になる。