問. 食品中の有害物質に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) アクリルアミドは、畜肉や魚肉を高温で調理した際に生成する。
(2) Trp-P-1は、チロシン由来のヘテロサイクリックアミンである。
(3) 畜牛の舌は、異常プリオンの特定危険部位である。
(4) アフラトキシンは、煮沸すると容易に分解する。
(5) 米には、カドミウムの基準値が設定されている。
答. (5)
解説
× (1) ヘテロサイクリックアミンは、畜肉や魚肉を高温で調理した際に生成する。
アクリルアミドは、いもなどの炭水化物を多く含む食材を高温で調理した際に生成する。
× (2) Trp-P-1は、トリプトファン由来のヘテロサイクリックアミンである。
× (3) 畜牛の舌は、異常プリオンの特定危険部位ではない。
特定危険部位は、脳、脊髄、眼球、回腸遠位部である。
× (4) アフラトキシンは、煮沸しても分解しない。
○ (5) 米には、カドミウムの基準値が設定されている。