問. 生活習慣病に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
(1) 「成人病」と同義である。
(2) 健康日本21(第二次)では、NCD(非感染性疾患)対策という枠組みでとらえている。
(3) 一次予防の開始時期は、学童期以降である。
(4) 医科診療医療費(一般診療医療費)に占める割合は、5割を超えている。
(5) 死因別死亡割合は、約6割である。
答. (2),(5)
解説
× (1) 「成人病」と同義ではない。
成人病は、生活習慣病の以前の呼び名であるが、成人病は加齢に着目していたのに対し、生活習慣病は生活習慣に着目したものである。
○ (2) 健康日本21(第二次)では、NCD(非感染性疾患)対策という枠組みでとらえている。
× (3) 一次予防の開始時期は、学童期以前である。
生活習慣病の基礎は、基本的な食習慣を身につける時期である乳幼児期に形成されると考えられる。そのため、この時期から正しい食習慣を身につけることが重要である。
× (4) 医科診療医療費(一般診療医療費)に占める割合は、5割を超えていない。
○ (5) 死因別死亡割合は、約6割である。