問. 食品の容器・包装に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) ガラスは、プラスチックに比べて化学的安定性が低い。
(2) 生分解プラスチックは、微生物によって分解されない。
(3) ラミネート包材は、単一の素材から作られる。
(4) 無菌充填包装では、包装後の加熱殺菌は不要である。
(5) 真空包装は、嫌気性微生物の生育を阻止する。
答. (4)
解説
× (1) ガラスは、プラスチックに比べて化学的安定性が高い。
× (2) 生分解プラスチックは、微生物によって分解される。
× (3) ラミネート包材は、複数の素材から作られる。
ラミネート包材は、アルミ箔やPET、ポリエチレンなどの素材を貼り合わせて作られる。
○ (4) 無菌充填包装では、包装後の加熱殺菌は不要である。
× (5) 真空包装は、嫌気性微生物の生育を阻止できない。
真空包装食品が、ボツリヌス菌などによる食中毒の原因となることがある。