問. 腎疾患に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 糖尿病腎症は、ネフローゼ症候群にならない。
(2) CKD(慢性腎臓病)の診断基準では、糸球体濾過量(GFR)が、60mL/分/1.73m2 以上である。
(3) 推算糸球体濾過量(eGFR)は、血清クレアチニン値を用いて算出する。
(4) 血液透析は、24時間連続して行う。
(5) 死体腎移植を受けた患者には、免疫抑制剤の投与は不要である。
答. (3)
解説
× (1) 糖尿病腎症は、ネフローゼ症候群の原因となる。
× (2) CKD(慢性腎臓病)の診断基準では、糸球体濾過量(GFR)が、60mL/分/1.73m²未満である。
○ (3) 推算糸球体濾過量(eGFR)は、血清クレアチニン値を用いて算出する。
血清クレアチニン値、年齢、性別を用いて算出する。
× (4) 血液透析は、1回3~5時間を週に3回行う。
× (5) 死体腎移植を受けた患者には、免疫抑制剤の投与が必要である。