問. 飲酒に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 健康日本 21(第二次)では、「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」を、 1 日当たりの純アルコール量で男女とも 40 g 以上としている。
(2) 健康日本 21(第二次)では、妊娠中に飲酒する者をなくすことを目標としている。
(3) アルコール依存症の発症リスクは、飲酒開始年齢と関係がない。
(4) 1 日平均飲酒量が増加するほど、血圧は低下する。
(5) アルコールには、身体依存はない。
答. (2)
解説
× (1) 健康日本 21(第二次)では、「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」を、 1 日当たりの純アルコール量で男性 40 g 以上、女性 20 g 以上としている。
○ (2) 健康日本 21(第二次)では、妊娠中に飲酒する者をなくすことを目標としている。
× (3) アルコール依存症の発症リスクは、飲酒開始年齢と関係がある。
飲酒開始年齢が早いほど依存症の発症リスクが高まる。
× (4) 1 日平均飲酒量が増加するほど、血圧は上昇する。
× (5) アルコールには、身体依存がある。
身体依存とは、薬物等の摂取をやめると身体症状が出現する状態のことである。
アルコールの身体依存では、飲酒量を減らしたり飲酒をやめたりすると、手のふるえや発汗などの症状が出現する。