問. 小・中学校における給食の栄養・食事計画に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 学校給食摂取基準は、性・年齢別の基準が設定されている。
(2) 献立は、食に関する指導の全体計画を踏まえて作成する。
(3) 残菜量を抑制するために、児童生徒が苦手とする食品の使用を避ける。
(4) 調理従事者の労務費を抑えるために、献立に地場産物を積極的に取り入れる。
(5) 献立作成業務は、学校給食の趣旨を十分に理解した業者に委託する。
答. (2)
解説
× (1) 学校給食摂取基準は、年齢別の基準が設定されている。
○ (2) 献立は、食に関する指導の全体計画を踏まえて作成する。
× (3) 残菜量を抑制するために、児童生徒が苦手とする食品の使用を避ける。
⇒ 献立の作成時には、児童生徒の嗜好の偏りをなくすように配慮する必要がある。
× (4) 調理従事者の労務費を抑えるために、献立に地場産物を積極的に取り入れる。
⇒ 地場産物の使用は、調理従事者の労務費の抑制にはつながらない。児童生徒が郷土に関心を寄せる心を育むとともに、地域の食文化の継承につながるよう、地場産物や郷土料理を積極的に取り入れる。
× (5) 献立作成業務は、委託できない。