問. 幼児期・学童期・思春期に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1) 基礎代謝基準値(kcal/kg 体重/日)は、思春期より幼児期の方が高い。
(2) 乳幼児身体発育曲線における1歳6か月児の身長は、立位で測定された値に基づく。
(3) 乳歯は、2歳までに生えそろう。
(4) 神経性やせ症では、頻脈がみられる。
(5) 起立性調節障害では、起立により血圧が上昇する。
答. (1)
解説
○ (1) 基礎代謝基準値(kcal/kg 体重/日)は、思春期より幼児期の方が高い。
× (2) 乳幼児身体発育曲線における1歳6か月児の身長は、仰臥位で測定された値に基づく。
2歳未満の身長は仰臥位(仰向けに寝かせた状態)で、2歳以上の身長は立位で測定された値に基づく。
× (3) 乳歯は、3歳頃までに生えそろう。
× (4) 神経性やせ症では、徐脈がみられる。
× (5) 起立性調節障害では、起立により血圧が低下する。
起立性調節障害は、思春期に多くみられる自律神経の調節障害である。起立により血圧が低下し、めまいや失神等を起こす。
