問. 新入社員研修において、急性アルコール中毒に関する教育を担当することになった。ヘルスビリーフモデルの「罹患性の認知」に基づいた支援である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 急性アルコール中毒で辛い経験をした社員の例を話す。
(2) アルコール・ハラスメントについて話し合いをさせる。
(3) 急性アルコール中毒で、救急搬送された際の医療費について教える。
(4) アルコールパッチテストの結果を、個別に返却し説明する。
(5) 飲酒は適量までとすることのメリットについて考えさせる。
答. (4)
解説
○ (4) アルコールパッチテストの結果を、個別に返却し説明する。
アルコールパッチテストの結果を用いて説明することにより、急性アルコール中毒になるかもしれないと感じてもらう(罹患性の認知)ことができる。
(1)と(3)は、ヘルスビリーフモデルの「重大性の認知」に基づいた支援である。