問. 情報伝達に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1) 交感神経終末の伝達物質は、アセチルコリンである。
(2) 肝細胞のグルカゴン受容体刺激は、グリコーゲン合成を促進する。
(3) アドレナリン受容体は、核内受容体である。
(4) cAMP(サイクリックAMP)は、セカンドメッセンジャーである。
(5) インスリンは、肝細胞のグルコース輸送体(GLUT2)に作用する。
答. (4)
解説
× (1) 交感神経終末の伝達物質は、ノルアドレナリンである。
副交感神経終末の伝達物質は、アセチルコリンである。
× (2) 肝細胞のグルカゴン受容体刺激は、グリコーゲン分解を促進する。
× (3) アドレナリン受容体は、細胞膜受容体である。
○ (4) cAMP(サイクリックAMP)は、セカンドメッセンジャーである。
× (5) インスリンは、脂肪組織・筋組織のグルコース輸送体(GLUT4)に作用する。
肝細胞のグルコース輸送体(GLUT2)は、インスリン非依存性である。