33-24 生体の情報伝達に関する記述である。

問. 生体の情報伝達に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1) 脂溶性ホルモンの受容体は、細胞膜にある。

(2) セカンドメッセンジャーは、細胞間の情報伝達に働く。

(3) 副交感神経終末の伝達物質は、アセチルコリンである。

(4) シナプスにおける情報伝達は、双方向である。

(5) 神経活動電位の伝導速度は、無髄繊維が有髄繊維より速い。

 

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答. (3)
解説

× (1) 水溶性ホルモンの受容体は、細胞膜にある。
脂溶性ホルモンの受容体は、細胞質や核内にある。

× (2) セカンドメッセンジャーは、細胞内の情報伝達に働く。

(3) 副交感神経終末の伝達物質は、アセチルコリンである。

× (4) シナプスにおける情報伝達は、一方向である。

× (5) 神経活動電位の伝導速度は、有髄線維が無髄線維より速い。
有髄線維は、絶縁性の髄鞘の間を飛び跳ねるように興奮が伝導するため、無髄線維よりも伝導速度が速い(⇒ イメージ図)。

 

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