用語集

人体の構造と機能

肥大

組織を構成する細胞の容積が増大する現象。○ 肥大は、組織を構成する細胞の容積が増大する現象である。(30-24)
食べ物と健康

キモシン

カゼインを部分分解し、凝固させる酵素。チーズの製造に用いられる。○ チーズの製造には、キモシンが関与する。(29-68)
人体の構造と機能

残気量

最大限息を吐いても、肺の中に残る空気量のこと。肺活量には含まれない。× 肺活量は、全肺気量に残気量を加えたものである。(31-36)
基礎栄養学

呼吸商

栄養素が燃焼するときに排出された二酸化炭素量と、消費された酸素量の比。二酸化炭素排出量/酸素消費量の式で求められる。<値>糖質:1.0たんぱく質:0.8脂質:0.7× 呼吸商は、酸素消費量を二酸化炭素排出量で除して求める。(33-83)
食べ物と健康

アリイナーゼ

アリインを分解してアリシンを生成する酵素。にんにくなどの香気形成に関わる。× だいこんの辛みが生成するのは、アリイナーゼの反応による。(33-64)
食べ物と健康

ストレッカー分解

アミノカルボニル反応の副反応。この反応により、ピラジン類やアルデヒドなどの香気成分が生成する。○ ストレッカー分解では、香気を有するアルデヒドが生じる。(30-51)× ストレッカー分解では、腐敗臭を生じる。(28-58)
社会・環境と健康

ポリ塩化ビフェニル(PCB)

環境汚染物質のひとつ。水に不溶、熱に安定であることなどから様々な用途で使われていたが、カネミ油症事件を引き起こしたことで問題となり、現在は製造が禁止されている。○ PCBは、カネミ油症事件の原因物質である。(31-57)× ポリ塩化ビフェニ...
人体の構造と機能

HMG-CoA還元酵素

HMG-CoAをメバロン酸に変換する酵素。コレステロール生合成系の律速酵素である。× HMG-CoA還元酵素は、脂肪酸合成における律速酵素である。(33-23)
人体の構造と機能

至適pH

酵素が最もよく働くpH。反応速度は、至適pHで最大となる。<例>ペプシン:2付近トリプシン:8付近× 酵素の反応速度は、至適pHで最小となる。(32-20)
食べ物と健康

レンチオニン

しいたけの香気成分。○ しいたけの香気成分は、レンチオニンである(29-55)