人体の構造と機能

人体の構造と機能

腸間膜

腹腔内で腸を支持している膜状の構造。内臓脂肪の主要な蓄積部位である。 × 十二指腸には、腸間膜が付着する。(35-27) ○ 腸間膜に蓄積した脂肪は、内臓脂肪である。(30-28)
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洞房結節

右心房に存在する細胞群。自動的に興奮を繰り返すことで心臓のリズムを作り出しているため、ペースメーカーと呼ばれる。 × 洞房結節は、左心房にある。(35-29) × 洞房結節は、左心房に存在する。(29-38)
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α-ヘリックス

ペプチド鎖どうしの水素結合により形成される、らせん状の構造。たんぱく質の二次構造のひとつである。 × αヘリックスは、たんぱく質の一次構造である。(35-18)
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播種性血管内凝固症候群(DIC)

白血病や敗血症などの原因により血液凝固系が亢進し、微小な血栓が多発して臓器障害を起こす病態。血栓形成に血小板が消費されるため、血小板減少がみられる。さらに、同時に線溶系も亢進するため、フィブリン分解産物が増加する。 <動画で詳しく学ぶ> 【...
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円柱上皮

上皮組織のひとつ。胃や腸などにみられる。 × 肺胞内腔を被う上皮細胞は、円柱上皮である。(34-17)
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CRP(C反応性たんぱく質)

炎症に伴って増加するたんぱく質。炎症の指標として利用される。 ○ CRP(C反応性たんぱく質)値の上昇は、炎症を反映している。(29-31) ○ CRP(C反応性たんぱく質)は、炎症の指標として利用される。(28-32)
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律速酵素

代謝経路全体の速度を決める酵素。代謝経路で最も遅い反応に関与する。 <例> HMG-CoA還元酵素(コレステロール合成の律速酵素) × 律速酵素は、代謝経路で最も速い反応に関与する。(32-20) × HMG-CoA還元酵素は、脂肪酸合成に...
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メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)

薬剤耐性菌のひとつ。院内感染の原因となる。 <感染経路> 接触感染 ○ MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の感染経路は、接触感染である。(30-44)
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院内肺炎

病気で入院している免疫力の低い患者に起こる肺炎。日和見感染によるものがほとんどである。 <原因微生物> 黄色ブドウ球菌など ○ 院内肺炎は、日和見感染であることが多い。(33-37)
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市中肺炎

病院外で、一般の社会生活を送っている人に起きる肺炎。 <原因微生物> 肺炎球菌、マイコプラズマ、インフルエンザ桿菌 × 市中肺炎は、入院後48時間以降に発症した肺炎である。(33-37)