播種性血管内凝固症候群(DIC)

白血病や敗血症などの原因により血液凝固系が亢進し、微小な血栓が多発して臓器障害を起こす病態。血栓形成に血小板が消費されるため、血小板減少がみられる。さらに、同時に線溶系も亢進するため、フィブリン分解産物が増加する。

 

国試ではこう出た!

播種性血管内凝固症候群(DIC)では、フィブリン分解産物(FDP)が増加する。(35-39

播種性血管内凝固症候群(DIC)では、線溶系が亢進する。(29-47