人体の構造と機能

人体の構造と機能

溶血性貧血

赤血球の崩壊が亢進することによりおこる貧血。正球性正色素性貧血を示す。 <検査値の特徴> ・間接ビリルビン増加 ・ハプトグロビン低下 × 溶血性貧血では、ハプトグロビン高値となる。(33-41) × 溶血性貧血による高ビリルビン血症では、直...
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ハプトグロビン

血清たんぱく質のひとつで、ヘモグロビンと強固に結合する性質を持つ。溶血性貧血で低値となる。 × 溶血性貧血では、ハプトグロビン高値となる。(33-41) × 血友病では、ハプトグロビンが低下する。(34-39)
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ケトン体

アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、アセトンの総称。肝臓でアセチルCoAから合成され、飢餓時には脳を含む全身(肝臓を除く)でエネルギー源として利用される。 ○ 脳は、飢餓の時にケトン体を利用する。(33-75) ○ ケトン体は、脳でエネルギー源...
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コリ回路

解糖系で生じた乳酸が肝臓に送られてグルコースとなり、再び組織に供給されるという回路。 × コリ回路では、アミノ酸からグルコースが産生される。(32-75) × コリ回路では、アラニンからグルコースが産生される。(31-78)
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梅毒

性感染症の一種。 <感染症法の分類> 5類感染症 <病原体> 細菌(梅毒トレポネーマ) <感染経路> ・性的接触 ・経胎盤感染 × 梅毒の病原体は、クラミジアである。(31-44)
人体の構造と機能

MRI(核磁気共鳴イメージング)

磁気と電波を使って、体内の状態を画像化する方法。放射線被曝は無い。 × 核磁気共鳴イメージング(MRI)検査では、放射線被曝がある。(34-24) × MRI(磁気共鳴画像)検査は、X線を利用して画像を得る。(30-26)
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CT(コンピュータ断層撮影法)

X線を使って、身体の断面を撮影する方法。放射線被曝がある。 × CTは、磁気を利用する検査である。(33-27) × CT検査では、放射線被爆はない。(30-26) ○ 腹部CT検査では、皮下脂肪と内臓脂肪の識別が可能である。(30-26)
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不可欠アミノ酸

たんぱく質合成に必要な20種類のアミノ酸のうち、体内で合成することができないもの。 バリン、ロイシン、イソロイシン、リシン、トレオニン、メチオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、ヒスチジンの9種類が含まれる。 × 不可欠アミノ酸は、11...
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腹水

腹腔内に液体が貯留した状態。腹部膨隆が見られる。 <原因> 低アルブミン血症(肝硬変など)、右心不全 ○ 腹水は、右心不全により出現する。(34-25)
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β酸化

脂肪酸を分解してアセチルCoAを作り出す反応。ミトコンドリアのマトリックスで行われる。