人体の構造と機能

人体の構造と機能

潰瘍性大腸炎

炎症性腸疾患のひとつ。 好発年齢 若年者 病変 大腸(直腸から連続的に広がる) 症状 腹痛、下痢、血便など 食事療法 高エネルギー、高たんぱく質、低脂肪、低残渣食とする。 水溶性食物繊維を制限する必要はない。 薬物療法 5-ASA製剤、抗T...
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クローン病

炎症性腸疾患のひとつ。 好発年齢 若年者 病変 消化管全域(回腸末端に好発) 症状 腹痛、下痢、血便など 肛門病変の合併が多くみられる。 食事療法 <活動期> 完全静脈栄養、経腸栄養(成分栄養剤や消化態栄養剤) <緩解期> 低脂肪、低残渣食...
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セクレチン

十二指腸から分泌される消化管ホルモンのひとつ。十二指腸への酸性の粥状物の流入(H⁺濃度の上昇)により、分泌が促進される。 <はたらき> ・HCO₃⁻を含む膵液の分泌を促進 ・ガストリンの分泌を抑制 ・胃酸の分泌を抑制 × セクレチンの分泌は...
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ガストリン

胃から分泌される消化管ホルモンのひとつ。食塊が胃に流入すると分泌が促進される。 <はたらき> ・胃酸、ペプシノーゲンの分泌を促進する。 ・下部食道括約筋を収縮させる。 ・胃の運動を促進する。 × ガストリンは、胃酸分泌を抑制する。(34-2...
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インクレチン

インスリン分泌を促進する消化管ホルモン(GIP、GLP-1)の総称。 ○ インクレチンは、インスリン分泌を亢進させる。(33-29)
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アディポサイトカイン

脂肪組織から分泌される生理活性物質。 <例> レプチン、アディポネクチン、TNF-α、レジスチン、アンギオテンシノーゲン、PAI-1
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レプチン

アディポサイトカインのひとつ。摂食を抑制し、エネルギー消費を増大させる。 × レプチンは、エネルギー代謝を抑制する。(33-29) × レプチンは、食欲を促進する。(33-70) ○ レプチンは、脂肪細胞から分泌される。(31-71)
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リボソーム

細胞小器官のひとつ。mRNAの情報をもとに、たんぱく質を合成する。 × β酸化は、リボソームで行われる。(32-18)
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匙状爪(スプーンネイル)

爪の中央がくぼみ、スプーンのようになった状態。鉄欠乏性貧血でみられる。
人体の構造と機能

概日リズム(サーカディアンリズム)

生体の多くの機能(体温、ホルモン分泌など)がもつ、24時間を周期とするリズムのこと。明暗刺激や、食事摂取などにより影響を受ける。 また、メラトニンは概日リズムの調節作用をもつ。 ○ メラトニンは、概日リズムに関係する。(32-22)