人体の構造と機能

人体の構造と機能

オキシトシン

ペプチドホルモンのひとつ。吸啜刺激により分泌が促進される。 <分泌器官> 脳下垂体後葉 <作用部位> 子宮、乳腺 <はたらき> ・子宮の収縮促進 ・射乳促進 × 吸啜刺激は、オキシトシンの分泌を低下させる。(31-88) ○ オキシトシンは...
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アルドステロン

ステロイドホルモンのひとつ。 <分泌器官> 副腎皮質 <作用部位> 腎臓 <はたらき> ・Naの再吸収を促進 ・Kの再吸収を抑制 × アルドステロンは、カリウムの再吸収を促進する。(33-33)
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バソプレシン(抗利尿ホルモン、ADH)

ペプチドホルモンのひとつ。 <分泌器官> 脳下垂体後葉 <分泌条件> 体水分量の不足(血漿浸透圧の上昇) <作用部位> 腎臓集合管 <はたらき> ・水の再吸収の促進 ・血圧上昇 × バソプレシンの分泌は、血漿浸透圧の上昇により減少する。(3...
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内因子

胃の壁細胞から分泌される糖たんぱく質。ビタミンB12の吸収に必要である。 ○ 悪性貧血は、内因子の欠如で起こる。(34-39) ○ ビタミンB12 の吸収には、内因子との結合が必要である。(33-72) × 内因子は、十二指腸上皮細胞から分...
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ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)

妊娠時に胎盤から分泌されるホルモンの一種。黄体の成熟、プロゲステロンの分泌を促し、妊娠を維持するはたらきを持つ。 × ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は、白体から黄体の形成を促す。(31-40)
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強皮症

皮膚や内臓が硬くなる自己免疫疾患。食道の蠕動低下により、嚥下障害や胃食道逆流症が生じる。 ○ 強皮症では、胃食道逆流症がみられる。(34-41) ○ 強皮症では、食道の蠕動運動は低下する。(32-43) ○ 強皮症では、嚥下障害がみられる。...
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GVHD(移植片対宿主反応)

輸血や骨髄移植を行った際に、ドナー(提供者)のリンパ球がレシピエント(受け手)の組織を攻撃するために起こる免疫反応。 × 自己血輸血の副作用として、GVHD(移植片対宿主反応)がある。(31-27)
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食物経口負荷試験

アレルギーが疑われる食品を摂取させ、症状の有無を確認する検査。アナフィラキシーなどの危険があるため、病院にて実施する。 × 食物経口負荷試験は、家庭で行う。(30-43)
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アルカローシス

血液のpHが7.45以上になった状態をいう。 呼吸性アルカローシス アルカローシスのうち、原因が呼吸異常によるもの。 恒常性を保つため、腎臓でHCO3⁻の排泄が促進される。(腎性代償) <原因疾患> 過換気症候群 代謝性アルカローシス アル...
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原発性アルドステロン症

アルドステロンが過剰に分泌されて起こる、内分泌疾患のひとつ。 < 症状 > 代謝性アルカローシス 低カリウム血症 高血圧 × 原発性アルドステロン症では、高カリウム血症がみられる。(33-35)