人体の構造と機能

人体の構造と機能

肥大

組織を構成する細胞の容積が増大する現象。 ○ 肥大は、組織を構成する細胞の容積が増大する現象である。(30-24)
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残気量

最大限息を吐いても、肺の中に残る空気量のこと。肺活量には含まれない。 × 肺活量は、全肺気量に残気量を加えたものである。(31-36)
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HMG-CoA還元酵素

HMG-CoAをメバロン酸に変換する酵素。コレステロール生合成系の律速酵素である。 × HMG-CoA還元酵素は、脂肪酸合成における律速酵素である。(33-23)
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至適pH

酵素が最もよく働くpH。反応速度は、至適pHで最大となる。 <例> ペプシン:2付近 トリプシン:8付近 × 酵素の反応速度は、至適pHで最小となる。(32-20)
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ウレアーゼ

尿素を分解して、アンモニアと二酸化炭素を生成する酵素。ヘリコバクター・ピロリ菌は、この酵素によりアンモニアを生成して胃酸を中和するため、胃の中でも生存することができる。 ○ ヘリコバクター・ピロリ菌は、ウレアーゼ活性をもつ。(30-44)
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γ-アミノ酪酸(GABA)

グルタミン酸が脱炭酸されることにより生成する、抑制性神経伝達物質。特定保健用食品の関与成分としても用いられており、血圧調節作用を持つ。 ○ γ-アミノ酪酸(GABA)は、神経伝達物質として働く。(35-18)
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グルコース6-ホスファターゼ

グルコース6-リン酸を分解して、グルコースに変換する酵素。筋肉にはこの酵素が存在しないため、筋グリコーゲンは血糖維持に利用されない。 × グルコース-6-ホスファターゼは、筋肉に存在する。(34-21)
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グリコーゲンホスホリラーゼ

グリコーゲンを加リン酸分解して、グルコース 1-リン酸を作る酵素。 × グリコーゲンホスホリラーゼは、グリコーゲンを加水分解する。(31-23)
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葉酸

水溶性ビタミンのひとつ。 <化合物名> プテロイルモノグルタミン酸 (食品中ではポリグルタミン酸型として存在するが、消化され、モノグルタミン酸型となって吸収される。) <はたらき> 核酸やたんぱく質の合成に関与する。 <欠乏症> 巨赤芽球性...
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結核

再興感染症のひとつ。 <感染症法の分類> 2類感染症 <病原体> 結核菌(細菌) <検査> ツベルクリン反応 <その他> ・ワクチン(BCG)は生ワクチンである。 × 結核のワクチン(BCG)は、不活化ワクチンである。(32-12) × ツ...