管理栄養士国家試験過去問解説集 おすすめ3冊を比較【2024年版】
人体の構造と機能
肉腫
骨や筋肉などの、非上皮性組織に発生する悪性腫瘍のこと。 × 肉腫は、上皮性の悪性腫瘍である。(30-24)
過形成
組織を構成する細胞の数が増大する現象。
肥大
組織を構成する細胞の容積が増大する現象。 ○ 肥大は、組織を構成する細胞の容積が増大する現象である。(30-24)
残気量
最大限息を吐いても、肺の中に残る空気量のこと。肺活量には含まれない。 × 肺活量は、全肺気量に残気量を加えたものである。(31-36)
HMG-CoA還元酵素
HMG-CoAをメバロン酸に変換する酵素。コレステロール生合成系の律速酵素である。 × HMG-CoA還元酵素は、脂肪酸合成における律速酵素である。(33-23)
至適pH
酵素が最もよく働くpH。反応速度は、至適pHで最大となる。 <例> ペプシン:2付近 トリプシン:8付近 × 酵素の反応速度は、至適pHで最小となる。(32-20)
ウレアーゼ
尿素を分解して、アンモニアと二酸化炭素を生成する酵素。ヘリコバクター・ピロリ菌は、この酵素によりアンモニアを生成して胃酸を中和するため、胃の中でも生存することができる。 ○ ヘリコバクター・ピロリ菌は、ウレアーゼ活性をもつ。(30-44)
γ-アミノ酪酸(GABA)
グルタミン酸が脱炭酸されることにより生成する、抑制性神経伝達物質。特定保健用食品の関与成分としても用いられており、血圧調節作用を持つ。 ○ γ-アミノ酪酸(GABA)は、神経伝達物質として働く。(35-18)
グルコース6-ホスファターゼ
グルコース6-リン酸を分解して、グルコースに変換する酵素。筋肉にはこの酵素が存在しないため、筋グリコーゲンは血糖維持に利用されない。 × グルコース-6-ホスファターゼは、筋肉に存在する。(34-21)
グリコーゲンホスホリラーゼ
グリコーゲンを加リン酸分解して、グルコース 1-リン酸を作る酵素。 × グリコーゲンホスホリラーゼは、グリコーゲンを加水分解する。(31-23)