問. 上・下水道および水質に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
(1) 急速ろ過法では、薬品は用いられない。
(2) 末端の給水栓では、消毒に用いた塩素が残留してはならない。
(3) 水道水の水質基準では、一般細菌は検出されてはならない。
(4) 活性汚泥法は、嫌気性微生物による下水処理法である。
(5) 生物化学的酸素要求量が高いほど、水質は汚濁している。
答. (5)
解説
× (1) 急速ろ過法では、薬品が用いられる。
× (2) 末端の給水栓では、消毒に用いた塩素が残留しなくてはならない。
給水栓における遊離塩素濃度は、0.1 mg / L以上とすることが定められている。
× (3) 水道水の水質基準では、一般細菌は検出されても良い。
一般細菌の基準は、「 1 mL の検水で形成される集落数が 100 以下」となっている。大腸菌は検出されてはならない。
× (4) 活性汚泥法は、好気性微生物による下水処理法である。
○ (5) 生物化学的酸素要求量が高いほど、水質は汚濁している。