33-102 栄養カウンセリングにおける、共感的理解を示す記述である。

問. 経済的な困窮のために、「子どもに十分な食事を食べさせてあげられない」と悲嘆している親への栄養カウンセリングにおける、共感的理解を示す記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。

(1) 「子どもに十分に食べさせてあげられないことが辛いのですね」と返す。

(2) 経済的に困窮している理由を尋ね、「それはお気の毒ですね」と伝える。

(3) 子どもの食事記録から、不足の可能性のある栄養素について説明する。

(4) 地域で開催されている、子ども食堂の場所と参加方法を紹介する。

(5) 親が言葉を詰まらせた時に、うなずきながら「ゆっくりで良いですよ」と言う。

 

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答. (1),(5)
解説

共感的理解とは、相手の気持ちを、相手の立場に立って理解することである。

(1) 「子どもに十分に食べさせてあげられないことが辛いのですね」と返す。

× (2) 経済的に困窮している理由を尋ね、「それはお気の毒ですね」と伝える。
共感的理解ではなく、同情である。

× (3) 子どもの食事記録から、不足の可能性のある栄養素について説明する。
栄養に関する指導である。

× (4) 地域で開催されている、子ども食堂の場所と参加方法を紹介する。
情報の提供である。

(5) 親が言葉を詰まらせた時に、うなずきながら「ゆっくりで良いですよ」と言う。

 

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